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丸紅株主総会に行ってみた

猫バスFX

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6月19日金曜日をとても楽しみにしていた。 

丸紅といえば総合商社を思い浮かべるかも知れないが私にとってはハイレベル・ギャル集団を思い浮かべるのだ。 

今日は丸紅の定時株主総会である。この日のためだけに大暴落時に同社の株を購入していたのである。  

ところが今日の天候はあいにくの雨。息子の学校の支度も普段より時間がかかってしまい、雨中の自転車通学時に私の履いていたジーンズは水浸し状態。

一瞬心が折れかけた。行くの止めようかな。

だがしかし、思い直し気持ちを新たにして大手町はパレスホテルへ向かいました。 

私の丸紅の株主総会のイメージってこんな感じだったんですよね。ど天国だわ。行かない理由が見つからないw 

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TOTEMO YOI \(^o^)/



流石にここまでは無いとしても可愛いオフィスレディたちが私を出迎えてくれる事であろう。 ギャル紅。胸躍るワイ。



それでは丸紅の株主総会に初潜入です。期待大!!



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『・・・』



TOTEMO TURAI (´・_・`)



現実は大分違った。    

会場には比較的多めにオフィスレディたちが配置されていたが、地味目なリクルートスーツにスカートではなくパンツスタイルであり顔にはマスクが。これでは顔も雰囲気も伝わらない。これがコロナ時代の仮面舞踏会ってやつなのか。  

理想と現実。 今後もこの狭間の中で生きて行かなければならない辛さを再認識する事になるとは・・。 

株主総会とは言えもう少し華やかなのかと思ってました。どちらかと言うとお葬式に近い感じ。雨だし。残念でならんです
(´・_・`) 

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お土産がないとな?  調べると去年まではお土産でQUOカードと待ち時間にフリードリンクのサービスがあったんだとか。
過去に例を見ない巨額損失を出したしわ寄せの一つという事だろうか。 ギャルもいない土産もない。  

そんなこんなで始まった株主総会ですが、雨のせいもあってか本当に席が埋まらない状態で社長並びに役員が入場して開会を宣言し始まった。 

丸紅の巨額損失について

冒頭はやはりというか前連結会計年度比4,283億円悪化の1,975億円にも上る損失計上について触れられた。
米国メキシコ湾石油・ガス開発事業における固定資産の減損損失 940億円 
ガビロン穀物事業の買収に伴うのれんの減損損失    783億円 
チリ銅事業投資の減損損失  603億円 
英領北海石油・ガス開発事業における固定資産の減損損失等 575億円 
米国航空機リース事業投資の減損損失 392億円 

一過性であることを強調しつつ将来の減損損失を軽くするとの意味合いもあったとの事。
キャッシュフローを強化して財政再生に取り組むとしていた。  

丸紅の配当政策について

配当性向は25%ルールでやっているが2019年度は巨額赤字ではあったものの期初予想を下限としたとの事で
年35円(17.5円/17.5円)の配当としたと説明があった。2020年度は15円(7.5円/7.5円)を下限として設定していた。
予想されていたとは言え減配見通しである。 

株主からの質疑応答

巨額赤字ということが大きかったと思うけど、柿木社長は質疑応答については全て受ける謙虚な姿勢で臨んでいましたね。

株主から出ていた聴き取れた範囲内での主な内容は以下の通りとなります。 

Q.エネルギーの損失について渡されてる資料の数字が合致しない。その点について分かりやすく説明して欲しい。 

Q.ガビロンの買収についての総括と今後の減損見込みの有無について 

Q.テレワーク導入でのセキュリティ対策及びテレワークの今後の対応について 

Q.同業他社と比べて利益率が低いのに減損だけは高いのは投資決定のプロセスに問題があるのではないか? 

Q.来期減配に対する残念である旨の感想と役員報酬も減るんだろうから痛み分けかというある種の釘差し的意見。

Q..役員報酬について。1億超えてる人いるの?  

Q.本社工事で今後は貸しホールや多目的ホールを入れる話について 

こんな感じの質問や意見が株主からは寄せられていました。当初想定されていた怒号などは皆無で、株主もあまり元気がないというか無関心なのかなんなのかよく分からないけど、よくある株主からの剣のある攻撃的な発言は特になかったのが意外だった。

◆エネルギー巨額赤字で明かされないある疑惑
一連の質疑の中で私が感じたのはやはりエネルギーの巨額赤字に関しては昨年の歴代最高値を更新した株価の上昇にあって大分丸紅はリスクを取っていたんじゃないかという疑惑。 

もともと巨額損失のニュースが流れた時にNYダウは既にぶっ壊れていたから前後関係からして若しかしたらと直感的に思っていたんだけど、丸紅からの情報だと巨額赤字の原因が分かったような分からないような書き方で、直接的にヘッジなどのオペレーションミスとは書かれていないし、そんなギャンブルを大企業がする訳ないよなと思っていたんです。

エネルギー担当役員からは「コロナやOPECで原油が暴落したから赤字になった」という様な説明であり、それに対して株主が原油価格は既に回復しているし、これ以上悪化することはないって事でいいのねとまとめていて、それに対する担当役員の特段の補足がなかったものだから私の中ではある種の確信につながってしまったんだよね。  

何故ならヘッジをしていれば原油価格が上がった場合には現物で評価益が増えてデリバティブは損をするので相殺されて元々の利益だけがロックされているはず。あとはヘッジ割合の問題だけ。上記のやり取りだとヘッジがなされていないから上がった分だけ丸儲けみたいな解釈になっちゃうんですよ。 

要するにあの歴代最高値の時にデリバティブを使ってヘッジをほとんどしてなかったんじゃないかという疑惑なんです。 
日本の会社で例えば油槽所に原油なり石油製品なりを在庫しててヘッジをしていない会社って実は多いんだけど、それって在庫してから毎日変動する価格で常に評価されるものなので、原油が上がって行けば含み益になるし、下がれば含み損になる。
日本の会社の場合、原油が上がった時にヘッジをすると本来得られていたはずの含み益の増加が享受できないからとヘッジを避ける会社って一定数ある。 運営してる本人たちはあまり意識してなかったりするけどリスクに晒されてても何も対処していない事になるからやってる事って大ロングめちゃくちゃロングな訳で、ギャンブルなんだよね。 丸紅の場合はその認識はむしろうるさいぐらいの会社なのだろうから、そのリスクを認識できた上であの歴代高値の時にギャンブルに出たんだと思ってる。  

株主からの指摘にもある通り、利益率が5大商社の中では低いし他の4社からすれば後れを取っているのであの時に丸紅は勝負に出たんじゃないかな。ヘッジ割合を下げて打って出たんじゃないかな。そしてその後の大暴落。

5大商社で他社も同様にエネルギーで巨額赤字を計上しているのならまだ分からなくもないけど丸紅だけなんだよね。どこも似たようなことしてる訳で。その点が裏目に出たんだろなとやり取りを聞いていて個人的には感じました。そうなると一連がとても分かりやすくなってきて理に適うんだよね。 

◆丸紅が上手く行かない問題の本質

それと個人的に面白かったのは投資決定プロセスに問題があるのではないかとの株主からの指摘ですね。 
その点は柿木社長からも減損は目立ってしまっていて世界が右肩上がりで焦って手を出した案件はあると言っていて、案件の高値掴みについては認めていましたね。 

減損すると蓋をしがちだけど会社全体で何が悪かったのかどうしたら良かったのかを若手社員含めてみんなでシェアしていると言っていました。具体的にも経営会議で数回既に行っていると。 

恐らく、丸紅って石橋を叩きすぎちゃって渡るころには旬が過ぎちゃってるんだと思うんだよね。もっと迅速に動かないといけないのに7~8割の理詰めでは社内で稟議が通らなくて9割、限りなく理論上10割に近づけないと案が通らない。だから決済が当初からすれば大分後になってしまって高値掴みになってしまうのではないかなと感じた。 そういう雰囲気が社内中に充満してる組織だったりするんじゃないかな。特に部長級以上の上層部に。新陳代謝を進めるしか無さそう。

原油はNYダウのバブル時に保険をかけずにギャンブル、ガビロンは高値掴みだったんじゃないかな。高値掴みについては同社の場合には他にも案件があるんだろうなと感じた。 

丸紅という会社はギャンブルする一方でプロセスだけは慎重過ぎるというちょっといびつな組織なのかなと感じています。 
日本を代表する巨大組織ですし、優秀な人材が揃う本来であればエクセレントカンパニーの一角だと思ってるので同社には期待しているし、今回出てきた問題をたまたまそうだったんだと偶然の産物だと軽視せずに、同社の抱える問題点から目をそらさずにしっかりと対処して業績のV字回復を目指して欲しいなと切に感じました。  

この意思決定プロセスで今までずっと上手くやってこれたんだろうけど、最近だとその組織的な思考では上手く時代に噛み合っていない可能性が考えられる。

株主総会に出席してみて色んな事が見えてきて、今のままだとちょっと厳しそうかな。 そして肝心のギャル達は何処に。その問題についてもぜひ改善して頂きたい。 

それでは続きはTwitterでヽ(´∀`)ノ

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